ドラえもんは新製品のアイデアの宝庫

今回紹介する漫画は、連載が始まったのが1969年、

テレビアニメが始まったのが1973年、毎年のように、劇場版も公開されており、

日本人では知らない人がいないと思えるぐらいの国民的漫画「ドラえもん」です。

 

子供向けの漫画ではあるものの、のび太語録など、

ビジネスマンが使える情報も結構含まれています。

今回は、そんな中で、新製品のアイデア源としてのドラえもんの有益性について解説します。

 

荒唐無稽な道具ばかりではない!!

他人の褌(フンドシ)で申し訳ないが、「数学ネタ。」というWebサイトの情報によると、

ドラえもんの道具総数2332に対して、既に実現している道具が71もあり、

その実現率は3.04%とのこと。思っていたより高い数字でないですか?

 

※参考 「数学ネタ。」

(http://homepage3.nifty.com/kouhei1016page/Math/Math-Index1.HTM )

 

どんな道具が実現されているか??

 

では、どんな道具がいつぐらいに漫画に登場していたのか、

面白いもの、驚くもの、トップ3を紹介します。全くの個人的見解ですが・・・。

 

第3位 携帯電話/スマートフォン

電話を外に持ち出して使うという今では当たり前の姿ですが、ドラえもんでは、

「糸なし糸電話」として、第1巻(1974年)に登場します。

どうして「電話を持ち出す」ではなく「糸のない糸電話」という発想になったのか分かりませんが、

ドラえもんの道具を越えて実物が大きく進化した道具のひとつに数えられると思います。

 

第2位 GPS

所在確認やルート案内に使われ散るGPSですが、ドラえもんでは、

「トレーサーバッジ」として、小学6年生9月号(1975年)に登場します。

ハートやクローバー、ダイヤなど、

それとは思わせないバッジを持っている人の所在地を専用モニターである

「レーダー地図」で確認できるという道具で、まさしくGPSそのものです。

 

第1位 後方散乱X線検査装置

驚きの1位は、XYZ線カメラです。この道具は、第10巻(1976年)に登場する道具で、

このカメラで撮影すると内部を透かして写真を撮影できるという夢の道具です。

人を撮影した場合は、その人の裸が写るという点でまさしく夢の道具でした。

これを実現しているのが、後方散乱X線検査装置、いわゆる全身透視スキャナーです。

空港などのボディチェックに使われる機械です。裸に近い画像が撮れるというので、

人権擁護団体が利用に反対したり、

使用を禁じたりしている法律のある国もあるようなので、その威力が分かると思います。

 

新製品を考える宝の山

上記のほかにも、ききがきタイプライター(音声認識機能)、

かべかけテレビ(壁掛けテレビ)、自動掃除機(掃除機ロボット)など、

実現している道具はたくさんありますし、富士ゼロックスでは、

「四次元ポケットPROJECT」として、ドラえもんの道具を現在の技術を使って

実現しようという遊び心満載の企画を実施しています。

 

科学的や論理的に実現不可能とされている道具もありますが、

新製品のネタを探している人には、

そういう観点で読み返して見ると面白いかもしれません。

 

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